市川三郷町はんこ議連

伝統的印章文化を守り印章産業の未来を拓く市川三郷町議会議員連盟

議会のこと / はんこ議連

・ 市川三郷町は「はんこ」「印章」の名産地です。→ 日本一のハンコの里 六郷印章業連合組合
・ はんこ議連会員14名の名刺用の角印を、六郷印章業連合組合に発注し、納品されました。(令和2年11月26日)

・経緯

市川三郷町はんこ議連は、令和2年11月2日に全議員を発起人として設立されました。

令和2年11月24日に会則が承認され、役員が互選されました。

*町の議会ホームページに載るまではこちらに掲載しておきます。

・会員名簿

会長   笠井雄一(議長)
副会長  小川好一(副議長)
理事   丹澤孝(総務厚生常任委員長)
理事   有泉希(教育土木常任委員長)
事務局長 笠井辰生(教育土木常任委副委員長)
会員   一瀬正、三神貞雄、松野清貴、高尾貫、齋藤美佐、秋山豊彦、一ノ瀬幸人、新津千吉

敬称略、任期2年(令和2年11月24日 ~ )
* 令和3年11月16日、全員協議会の機会に、新議員2名(一ノ瀬議員、新津議員)には本趣旨にご賛同頂きご入会頂きました。

・会則

伝統的印章文化を守り印章産業の未来を拓く市川三郷町議会議員連盟 会則


第1条 本会は、伝統的印章文化を守り印章産業の未来を拓く市川三郷町議会議員連盟(略称・市川三郷町はんこ議連)と称する。

第2条 本会は、我が国の貴重な財産である伝統的な印章文化と国民にとって有益な印章制度を守り、印章産業の活性化とデジタル化社会との共存に資するための諸活動を、国・県・町や関係諸機関・団体との緊密な連携のもとに行うことを目的とする。

第3条 本会は、前条の目的を達成するために次の事業を行う。

(1) 印章制度の存続の推進に関すること

(2) 印章産業の振興に関すること

(3) その他本会の目的に必要な事項

第4条 本会は、本会の目的に賛同する市川三郷町議員をもって組織する。

第5条 本会に次の役員を置く。

会 長 1 名
副会長 若干名
理 事 若干名
事務局長 1 名

2 役員は、会員の中から互選する。

3 役員会にはかり顧問を置くことができる。

第6条 会長は本会を代表する。

2 副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるときはこれを代行する。

3 理事は、会務を分掌する。

4 事務局長は会務を掌理する。

第7条 本会の役員の任期は2年とし、再任を妨げない。

第8条 本会の会議は総会および役員会とする。

2 会議は、会長が招集し、会議の議長は会長がこれにあたる。

第9条 本会の事務局を市川三郷町議会事務局に置く。

第10条 この会の活動経費は、必要に応じて徴収するものとする。

第11条 規約の改廃は総会にて行う。

附則

 この規約は、令和2年11月24日から施行する。


・設立趣意書

伝統的印章文化を守り印章産業の未来を拓く市川三郷町議会議員連盟(仮) 設立趣意書(案)

 我が国の印章の歴史は千数百年前までさかのぼることができる。701(大宝元)年には大宝律令により本格的に印章制度が定められた。

 山梨県における印章業は、御岳山系に良質で巨大な水晶鉱が発見・発掘されたことから、1837(天保 8)年には甲府近郊の御岳に水晶加工工場が設立され、数多くの加工業者及び加工技術が生まれて印刻技術も発達した。

 1873(明治6)年には太政官布告にて「証書には必ず実印を用ゆべし」とされ、印鑑登録制度が整備されたことにより印章の需要が高まり、山梨県独特の産地形態が形成された。印章に関わる熟練の技法は、県内各地において今も伝承されている。

 本町の六郷地区では、江戸時代に盛んであった岩間足袋の行商が明治維新以降印章の受注を増やし、印章彫刻、ケース製造など優れた技能工の集約の相乗効果で名声を高め地場産業の基礎を築いた。

 このような伝統的工芸品産業は、我が国経済発展の基盤とも言える「ものづくり」の原点をなすものである。

 また、印章制度は国民の生活と密接な関係にあり、我が国の生活文化の発展に果たしてきた役割は大きく、後世まで大切に継承していくべき貴重な財産である。

 社会のデジタル化・オンライン化は業務の効率化から不可欠ではあるが、デジタル認証はセキュリティやITインフラ等の課題があり、現状における本人の意思確認の確実性・利便性では印章にはるかに及ばない。

 そこで、市川三郷町議会としては国・県・町や関係諸機関・団体との緊密な連携のもと、国民にとって有益であり我が国の貴重な財産である印章制度・文化を守り、印章産業の未来を拓くために本連盟を設立するものである。

令和2年11月2日